ハウスアダプテーション・フォーラム
ハウスアダプテーション研究委員会(2001年4月〜)の取り組み
高齢者のすまいづくりシステム研究委員会(〜2001年3月)の取り組み
ハウスアダプテーション・フォーラム
ハウスアダプテーション臨時フォーラム 終了しました。 この記録は、『ハウスアダプテーション通信12号』として発行しました。 |
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日時 | 2007年4月13日(金) 14:30〜17:00 |
場所 | 住総研会議室 |
趣旨 | 高齢者の生活を支えるためには、様々な分野から分断されて提供されているサービスを、総合的に組み合わせて生活を構築することが必要となる。とくに住宅の分野では、単に物理的環境の質を高めるだけではなく、それが改善されることによって介護がしやすくなったり、活動的になったりすることにもつながり、総合的にQOL(生活の質)の向上がはかられることが重要である。たとえば住宅改造(ハウスアダプテーション)のプロセスにおいても、様々な分野の専門知識が統合されてはじめて良好な環境整備が達成される。 住宅政策や生活保障のシステムを活用して高齢者の居住を支えるためには、行政の縦割りにされたサービスの個々の詳しい説明ではなく、総合的で横断的な情報提供と利用者とサービス供給者の双方向の交流も必要となる。 英国ニューカッスル市の住宅行政官としてのキャリアももち、同市の高齢者議会住宅QOLグループのメンバーとしても活躍しつつ、高齢者居住を支える情報に関する著作もあり、現在ニューカッスル大学で住宅政策、都市計画を教えている、ローズ・ギルロイ先生が、この度たまたま来日する。そこでこの機会をとらえて、今回、ハウスアダプテーション・フォーラムの関連企画として臨時のフォーラムを開催します。 |
概要 | ■基調講演 R.ギルロイ(ニューカッスル大学 建築計画造園学部 主任講師) 「高齢者住宅施策とハウスアダプテーション−英国からの考察−」 ※逐次通訳があります。 ■討議 司会:大原一興(横浜国立大学大学院工学研究院 教授) 話題提供:板谷雅光(世田谷区都市整備部住宅課長) |
主催 | 一般財団法人住総研 |
協力 | 世田谷区、横浜国立大学建築計画研究室 |
ハウスアダプテーション・コンクール
建築・医療・保健・福祉・教育等が連携して、高齢者・障害者が住み慣れた地域において自立した生活を継続できるハウスアダプテーションのシステムのあり方をもとめるために、標記のコンクールを2001年から5回にわたって実施しました。
5回のコンクールをまとめ、「自分らしく住むためのバリアフリー」(岩波書店)として出版しました。
「自分らしく住むためのバリアフリー」出版記念フォーラム 終了しました。(2006.12.16) 当日の記録は、「ハウスアダプテーション通信11号」として発行しました。(2007.06.30) ハウスアダプテーション通信のダウンロードはこちら |
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日時 | 2006年12月16日(日)13:30〜17:00 |
プログラム | ■講演1「自分らしく生きるためのハウスアダプテーション」:松井晴子(松井編集室、「自分らしく住むためのバリアフリー」編集担当) ■講演2「日常生活を支えるハウスアダプテーション」:吉田紗栄子 ■専門家の視点からハウスアダプテーションを語る:横山勝樹、池田誠、太田貞司 ■まとめ:大原一興 |
企画 | ハウスアダプテーション・コンクール審査委員会 |
委員長 吉田紗栄子(一級建築士事務所アトリエ・ユニ代表) | |
委員 池田 誠(首都大学東京教授) 太田貞司(神奈川県立保健福祉大学教授) 大原一興(横浜国立大学大学院工学研究院 教授) 横山勝樹(女子美術大学教授) 峰政克義(一般財団法人住総研専務理事) |
ハウスアダプテーション研究委員会は、 建築・医療・保健・福祉・教育など様々な分野が連携して、高齢者・障害者が住み慣れた地域において自立した生活を継続できるハウスアダプテーション*のシステムのあり方をもとめるために、フォーラムの開催や通信・報告書の出版等の事業に取り組んでいます。
その一環として、2001年度より、「ハウスアダプテーション・コンクール」にも取り組み始めました。
今後も成熟社会の綜合ケア環境をめぐって、広く開かれた議論の場を企画していきます。ご期待下さい。
*ハウスアダプテーションとは…
高齢者や機能障害を持つ人が、その身体的特性によって住居から何らかの不利益を被る場合、その状態を改善するための積極的な住環境へのかかわりのことです。既存住宅を使いやすく増改築したり、改造、改善・改修を行うことの他、適切な住宅への新築、全面改築、転居等を含みます。
委員会組織
委員長 大原 一興 (横浜国立大学大学院工学研究院 教授)
委 員 池田 誠 (首都大学東京健康福祉学部理学療法学科 教授)
委 員 太田 貞司 (神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部 教授)
委 員 横山 勝樹 (女子美術大学芸術学部デザイン学科 教授)
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