第44回住総研シンポジウム
東日本大震災復興支援事業
平成27年度重点テーマ「受け継がれる住まい」 連続シンポジウム第3回
住まいを受け継ぐ社会のしくみ 終了しました。
※当シンポジウムは継続職能研修(建築士会CPD)認定プログラム(3 単位)です。
残したい・残すべき、あるいは、住みたい・再利用したいといった様々な思いがあっても、実現することなく取り壊されてきた様々な住まいがあった。その原因は様々だが、同時に、そうした建物をしっかりと受け継ぐことを実現できるシステムがなかったことも大きな原因であった。例えば、イギリスではナショナルトラストという団体があり、建築はもとより自然環境まで保護し維持している。わが国にも日本ナショナルトラストという支部組織があるが、残念ながらいまだ市民権を得ておらず、その活動も及ばないのが実情といえる。
こうしたシステム不足から、近年、様々な団体がこうした建物を受け継ぐための活動を開始し、また、社会の重要なシステムへと発展させようという試みが活発化している。そこで、今回は、こうした活動を行っている人々から、具体的な活動内容などをご報告いただきながらそうしたシステムの紹介をしていただき、併せて、社会のしくみとしての継承のシステム―制度―の必要性を考える場としたい。
内田青蔵(神奈川大学教授/受け継がれる住まい調査研究委員会 委員長)
主催 | 一般財団法人 住総研 | |||
日時 | 2016 年3月4日(金) 見学会11:00〜12:00/講演会13:30〜17:00 |
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会場 | 武庫川女子大学甲子園会館(旧甲子園ホテル)(兵庫県西宮市戸崎町1-13) JR 東海道本線甲子園口駅(南口)下車徒歩10分 |
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参加費 | ●見学会 500円(一般・学生共:当日会場でお支払い) ●講演会 一般1,000円 学生500円(当日会場でお支払い) ※参加費はすべて東日本大震災復興義捐金として被災地にお送り致します。 |
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定員 | 見学会20名/講演会100名(共に先着順) |
シンポジウム
見学会講師・趣旨説明 | 内田青蔵(神奈川大学工学部 教授) |
講演 | 村川 夏子(村川堅固氏令孫)『築百年の木造建築村川堅固邸』 |
近角 真一((株)集工舎建築都市デザイン研究所代表取締役)『求道会館・求道学舎の保存と再生』 | |
田 光雄(京都大学 教授)『堀川団地の保存と再生』 | |
木下 壽子(一般社団法人住宅遺産トラスト 理事)『ストック社会における建築社会システム』 | |
コーディネーター | 小林 秀樹(千葉大学 教授) |
※講演者等は変更になる場合がございます。
申し込み (申込締切 2016年2月29日(月)) 見学会は定員に達したため締切ました。
フォームまたはFAX(03-3484-5794)でお申し込みください。
見学会をお申し込みされた方には後日改めて、参加の可否や詳細について事務局よりご連絡致します。
※締切後のお申込の場合、受付名簿に反映されない場合がございます。
問合せ
一般財団法人 住総研
e-mail sympo★jusoken.or.jp (★は@に変えて下さい。)
〒156-0055 東京都世田谷区船橋4-29-8
TEL:03-3484-5381 / FAX:03-3484-5794
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平成27年度住総研では、“受け継がれる住まい”を重点テーマとし、様々な活動を行います。研究助成の他、年3回(予定)のシンポジウムに加え、当財団図書室でも関連資料を揃えております。